突発性難聴でお悩みの方、体質からの根本改善を目指す当院へぜひご来院下さい!
病院での治療で症状が固定してしまった方でも、改善する可能性があります!
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もちろん、発症初期に病院と併用して鍼灸治療をする、もしくは初期から鍼灸治療をすることが、
良い結果を導くためにも大切になります。
が、発症から時間が経過(1か月以上)していて、病院では「症状が固定」という場合でも、
鍼灸治療では、損傷してしまった内耳の「有毛細胞」を再生させるよう働きかけることで、
低下してしまった聴力を改善させていきます。
まず、突発性難聴のメカニズムや原因について。
上の写真にある、鼓膜よりも体の奥、「内耳(ないじ)」と言われる部分に障害が起きてしまい、
聴力をつかさどる器官が壊れて機能を失う、もしくは低下
してしまうことで、「突発性難聴」になります。
その障害の原因はすべてがはっきりしている訳ではありませんが、
ひとつが「ウィルスの炎症」によるものが原因
と言われています。つまり、風邪やインフルエンザなどのウィルス感染から、
本来は無菌状態のはずの内耳に、
ウィルスが入り込み👉炎症を起こす👉組織の破壊
となってしまう訳です。
実は中耳~内耳は、鼻の奥と「耳管(じかん)」という通路で繋がっているためです。
本来なら、「アデノイド」と呼ばれる扁桃腺周辺のリンパがウィルスなどの通過を阻止するのですが、
慢性の鼻炎が有ったり、免疫力が下がっている人がウィルスに感染したときに、
内耳までウィルスの炎症が到達してしまうんですね。。。
それ以外には、
耳周辺の循環障害(血行障害)が原因
組織や細胞を栄養するのは血液ですから、継続的に肩こりや首コリ、頭部のコリなどが続いていると、
徐々に耳周辺の血流も阻害されてしまい発症する形です。
また、
ストレスによる免疫低下や、炎症が起こりやすくなる状態が原因
ストレスから難聴?と思われる方も多いですが、
今までの経験上、はっきり言ってこれが一番多い原因かもしれません。
ストレスがかかると体に力が入り余計にコリが強くなったり、
交感神経優位(こうかんしんけいゆうい)といって、常に体が緊張し、疲れが取れなくなります。
結果的に免疫力の低下や、炎症性サイトカインといって、容易に体のいたるところで炎症が起きやすく
なる物質が増えてしまいます。
そのような状態が長く続くと、軽い風邪症状となっても、耳の奥まで炎症が起こり、
そのまま「突発性難聴」となるケースが多いです。
耳鼻科などの病院での治療と、その効果の出方
まず大前提に、「症状が発症して少しでも早い状態」で治療を開始するのが大切です。
なので、
いつもと耳の聞こえが明らかにおかしい!
突然強い耳鳴りがする!
めまい(主に回転性)がしている!
という症状がある場合は、少しでも早く病院で検査を受けるべきです。
進行してしまう(1~2週間以上経過してから病院へ行く)
と、病院での治療では早期に限界がきてしまいます。
これは、ステロイドによる点滴や飲み薬で対処をするのですが、
それはあくまで炎症を止めてあげることしかできない。
なので、炎症性以外が原因の場合は、
効果が乏しいということです。
炎症性の場合、薬や点滴により、炎症を抑えるけど、
それまでに損傷を受けてしまった組織の再生は、その人の免疫力や回復力にゆだねる。
というのが西洋医学的にできることで、壊されてしまったものは中々再生が難しいと言われ、
「症状が固定しています。」、「うまく付き合ってください。」、「補聴器をつけましょう。」
ということに。。。
場合によっては「人工内耳(じんこうないじ)」と言われる機会を耳の中へ入れるという
大手術となります、費用も非常に高く、200万円(!)以上が必要です。
それ以外は、「高圧酸素療法」という医療用の酸素カプセルや、「鼓室内ステロイド注射」、
耳の血流を上げる「代謝賦活剤」や「イソソルビド」という利尿剤や「ビタミン剤」など、
いくつかの方法がありますが、それで回復すればよいものの、
それでも回復が見込めない場合も多いです。
そうなると病院ではできることが無くなります。。。
現在では、「突発性難聴」の診断を受けて病院で改善するケースは、
・完全に良くなる人が30%
・改善がみられるが症状が残ってしまう人が50%
が、何かしら効果が出る割合です。
しかし、残りの20%の方は、残念ながら全く変化しないと言われています。
症状が残る、もしくは薬などでは全く効果が出なかった方を合わせた70%の人のうち、
鍼灸施術の場合はさらに70%ほどの方が、改善されていくのが当院の経験上の割合です。
鍼灸施術では、病院では難しい状態でも改善するケースがあります!
鍼灸施術では、耳だけでなく、体の根本の体質や、耳の中の血流やリンパの流れ、
神経の再生を促すアプローチができます。
西洋医学的な薬や点滴、注射などとはまた違った方法でアプローチをするため、
薬や点滴などでも効果が出なかった、回復しきらなかった、場合でも、
しっかりと体質改善などを行うことで、改善していくケースも多いです!
もちろん、薬との併用で鍼灸施術をすることでも、効果が出やすくなります!
鍼灸での突発性難聴における施術の頻度や回数
病院と同じく、なるべく早期(1~3か月以内)の施術開始が望ましいのは確かではありますが、
数年経過していても、改善があるケースも多いので、あきらめずにぜひ当院へお越しください!
まずは5回の施術を、可能であれば週1~2のペース、
そこからは状態により1~2週に1度をさらに5回の、合わせて10回の中で変化を見ていきます!
来院ペースにもよりますが、5回目が終わる時点で、一度耳鼻科などの聴力検査により
「オージオグラム」という聴力の検査用紙を初回の時と照らし合わせ判断をしていきます。
鍼灸施術では、
「脈」や「舌」、「腹部」の状態など、体質的にどこが弱っているかを判断することで、
その人の回復力や免疫力を向上させ、あきらめていた症状も改善へ導けるケースは多いです。
そしてこの脈や舌、腹部をみて体質の鑑別を下す技術が、
とても大切です。
病院では血液検査や聴力検査をするのと同じように、
その人の症状が何が原因かを、東洋医学(中医学)的にはっきりさせることができるからです。
また、障害されている音域や耳鳴りの種類、
鼓膜周辺の状態(つまり感やはり感、もしくは痛みがあるなど)
などからも、判断が分かれてきます。
東洋医学的には、「腎虚(じんきょ)」や「肝鬱(かんうつ)」「脾虚(ひきょ)」
「痰濁(たんだく)」「於血(おけつ)」「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」などなど、
西洋医学的には「突発性難聴」ひとつの病名であっても、様々な判断ができます。
そして、それを的確に判断し、ツボを使わないと効果が出ないんです。
さらに、突発性難聴や耳鳴り、メニエール病などの人の共通している状態として、
首や肩の異常なこり、猫背やストレートネックなどの不良姿勢もあるので、
そこも同時に調整をし、少しでも早く改善するようにアプローチをしていきます。
以上のことを西洋医学的、東洋医学的の両方から、多角的にとらえることで、
より良い施術効果を出せるよう、日々施術にあたっております。
「突発性難聴」改善の選択肢の中に鍼灸施術が無かった方、ぜひ当院へお越しください!
改善の光が見出せるよう、精一杯施術させていただきます!
〒730-0806
広島県広島市中区西十日市町2-2 APEX免出101 風香る鍼灸院