「腰痛 腰椎椎間板ヘルニア」改善の患者様の声 広島市西区 30代 会社員 男性

今回は『腰痛 腰椎椎間板ヘルニア』の患者様の声をご紹介!

『腰痛 (腰椎椎間板ヘルニア)』の患者様の声をいただきましたので、抜粋して掲載いたします◎

◆どのような症状でお悩みでしたか?また、今までどのような治療をされていましたか?

腰のヘルニア。病院でレントゲンとMRIの検査をして、

痛み止めの注射を数回したが、1週間ほどでやはり痛みが出てくるのを繰り返していた。

趣味で水泳をしていたが、痛みと足の痺れでできなくなっていた。

◆当院での治療を受けてみての感想

鍼灸でヘルニアが治るのか?最初は不安だったが、ヘルニアや痛み・痺れが出て、それから鍼灸でどういう効果がでるのか、メカニズムをしっかり教えていただいたので安心して施術が受けることができた。

数回のうちに痛みが半減し、それに伴って痺れも消えていきました!

◆同じような症状でお悩みの方へ、メッセージがありましたらご記入下さい!

腰痛をずっと繰り返していたので、先のことを考えるととても不安だったが、

『早くここで鍼灸施術を受けたらよかった!』と思っています!

◆なんでもご記入下さい!改善点やその他感想などなど~

水泳も楽しくできるようになりました!

今後とも、日々のケアをよろしくお願いします!

広島市西区  30代 会社員 

※効果には個人差があります。

貴重なご意見ありがとうございました!

昨年末辺りからの症状でしたが、しっかりと鍼灸施術にて体質改善もおこない、

順調に軽減をしていき、早期に趣味の水泳も再開されてなによりです!

以下、施術者側の見解と施術方針に関してです。

今回の症例での見解や鑑別、施術法

今回の方は、『腰椎椎間板ヘルニア』としっかり診断がされていました。

しかし、原因が分かっても改善が中々みられなかったのは、

『病院で痛み止めの注射ではすぐ戻る』というのが、ナゼなのか?

『すぐに戻ってしまう原因』に対するアプローチができていないためでした。

幸いにも、日常生活が送れる状態のヘルニアだったため、

手術という選択肢にはなりません。

その場合は、病院やペインクリニックでできることは、

痛み止めの薬や注射、湿布など限られてしまいます。

ヘルニアとは、骨と骨の間のクッションの役割をする「椎間板」が壊れてしまって、

上図のように神経根を圧迫するためです。

痛み止めの注射では、この圧迫を受けている神経のそばへ薬剤を届かせるようにアプローチをします。

大体の場合は、初期は炎症が強くなって腫れているため、この痛み止めの注射で腫れが引きます。

しかし、椎間板自体の状態をよくしないと、また腫れてしまいます。

「椎間板の状態の回復を早めることができないでいた。」

これが、痛みをすぐに再燃させてしまっている原因でした。

これは、ストレッチや筋トレ、腰痛ベルトなどではどうしようもできないものです。

マッサージなどでもアプローチが難しいため、無理に刺激をするとかえって痛みが強く出てしまったりもします。

ここで登場するのが、東洋医学的(中医学的)な捉え方です。

炎症の反応は、基本的には『於血(おけつ)』と言って血行が悪くなったり、老廃物や炎症物質が溜まっている、もしくは流れにくい体質として考えます。

しかし、ブロック注射ですぐに戻ってしまう。となる場合、

『炎症を取っているのに痛みが再燃している』ため、

この『於血体質』は除外して考えます。

そして、椎間板自体の状態が悪くなっているのは、

『湿邪(しつじゃ)』と言って、体内の水分代謝が悪くなっていると考えるんです。

これは、椎間板の中には、とても水分が多いからです。

7~8割が水分で、それがクッションの機能をより高めているんです。

その体質的な影響を改善させることが、より早い効果を出すポイントになりました。

問診をした時点で、この『湿邪』による影響が強いと判断ができました。

加えて、脈診、舌診、腹診を通してより正確に原因と体質の把握をしたところ、

『腎虚(じんきょ)』と『湿邪』による影響が強くなり、

腰椎椎間板ヘルニアの症状が出ていたと分かりました。

東洋医学では、『腎(じん)』、『脾(ひ)』、『肺(はい)』『三焦(さんしょう)』などの

臓器が、体の水分代謝を主に調節すると考えます。

なので、これらのどの臓器が今回の症状に影響しているかをしっかりとらえることが、

少しでも早く効果をだす近道でした。

脈診や舌診、腹診を使い、体質をしっかりと鑑別していくことが早期改善の近道です。

『腎虚』と『内湿をさばく』ことに重きを置いて施術を続け、

『椎間板の状態を良くする』ことにアプローチをしっかりとしました。

そうすることで、

『椎間板の水分量が正常に戻り』、

もちろん圧迫されている神経周辺の炎症を取りつつ、

周辺の筋肉などへのアプローチもして、血流を上げ、回復を早めました。

週に1回を1か月半ほど続け、

症状的にはもう少し時間が必要かと思いましたが、元々運動もされていたので早く効果が出て安心しました(^^)/

・痛み止めが効かない腰痛・椎間板ヘルニア

・痛みと付き合うしかないと思っている症状

・好きなことができなくなってしまった痛み

でも、しっかりと鑑別をしてアプローチをすれば、

ちゃんと効果の積みあがる施術ができます!

〒730-0806

広島県広島市中区西十日市町2-2 APEX免出101 風香る鍼灸院

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