腰痛・ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症・腰椎分離すべり症は当院へ!姿勢と体質の両面を改善し、痛みを解消!
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腰痛の原因について 整形外科などの病院での処置について
腰痛にも様々な種類があります。
代表的なものには、
・筋筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)
・椎間関節性腰痛(ついかんかんせつせいようつう)
・腰椎ヘルニア
・坐骨神経痛
・脊柱管狭窄症
・腰椎分離症(ようついぶんりしょう)、腰椎すべり症(ようついすべりしょう)
などです。
一つずつ原因をまとめていきます!
・筋筋膜性腰痛(きん きんまくせい ようつう)
もっともポピュラーな腰痛の原因となるものです。
筋肉と一言にまとめても、筋肉を包んでる膜である、「筋膜」と、その中身である、「筋肉」
に分けられます。
使いすぎや、悪い姿勢などで「筋肉」や「筋膜」を痛めてしまい、
そのどちらかを障害することで、この腰痛は起こります。
ぎっくり腰などの急性の腰痛の場合は、「筋肉」、「筋膜」のどちらも損傷していることが多く、
程度がきつくなると、周辺の靱帯なども損傷する場合も。
中身である「筋肉」だけが原因なら何度かの施術ですぐに良くなりますが、
周りを包んでいる「筋膜」まで障害が及ぶと、何度か施術をする必要があります。
「筋膜」はコラーゲン繊維でできており、「筋肉」よりも固い組織であるためです。
この腰痛の場合は、痺れが無く、
患部の痛みや張っている感じなどの症状として出現します。
レントゲンやMRIなどでは映ることが無いため、
病院へ行っても「原因不明です。」と言われて湿布などを処方されることがほとんどです。
・椎間関節性腰痛 (ついかんかんせつせい ようつう)
これは椎間関節(ついかんかんせつ)という骨と骨の間の関節が損傷したり、
年齢とともに間にあるクッションの「椎間板(ついかんばん)」がすり減ってなってしまう腰痛です。
上記の「筋筋膜性腰痛」が進行するとなっていくケースも多いです。
徐々に原因が複雑化もしくは、原因が深い場所に入り込んでいってしまいます。
首から腰の骨は、積み木のように積み重なり、その間にクッションとなる「椎間板」が
動く時の衝撃を吸収しますが、それができなくなるため、
・腰をひねったり、腰をそらすと痛い
・痛みが広い範囲に出る
・場合によっては臀部や膝の上ぐらいまで痛みが走る、痺れのようなものが出る。
という症状が出てきます。
関節の間が狭くなってきて「椎間関節」が炎症を起こしてしまう。
レントゲンでも関節の間が狭くなってるのが確認できますが、
処置としては入浴や湿布、痛み止めなどで終わります。
・腰椎ヘルニア
耳にすることは多いと思いますが、どういう状態なの?という質問をされることも多いです。
さきほどの、骨と骨の間のクッションである、「椎間板」が変形してしまい、
そばを通る腰の神経に直接当たることで症状を出します。
「ヘルニア」という言葉自体が、ラテン語で「飛び出す・突出する」とい意味で、
「腰椎ヘルニア」とは、腰の組織が突出(椎間板が突出)するということです。
椎間板が突出し、神経に直接当たってるので、
・かなり強い痛みに加え、腰から足にかけての痺れや感覚障害などの強い症状。
・腰椎ヘルニアの初期は、寝ることも痛く、ほとんど日常動作ができない。
など、明らかな神経圧迫や神経炎症状を伴います。
程度により症状が弱く出る人もいますが、その場合は徒手検査といって、
腰椎ヘルニアによる圧迫があるかどうかの鑑別をします。
病院ではMRIではっきりと鑑別が可能(進行している場合はレントゲンでも)で、
痛み止めの注射や神経ブロック注射をし、
日常生活がほとんどできない、歩けないほどの痛みの場合は、最悪の場合手術をすることも。
しかし、腰椎ヘルニアが起こった箇所は、「マクロファージ」という体の免疫細胞が働き、
半年ほどで自然に消えるケースもあることが分かっています。
それでも耐えれないほどの痛みが出ますので、何かしらの手立てはしなければダメでしょうね。
・坐骨神経痛
この症状は色々な病態が重なってなることが多く、その分、施術期間も長くなることが多いです。
原因をしっかり判別して施術をすれば、より早い改善をのぞめます!
おおもとの原因は、臀部にある「坐骨神経」が圧迫を受けること。
症状としては、神経圧迫症状に加え、筋肉の影響によるものが出てきます。(同じ姿勢が痛いなど)
・痛みは臀部(おしり)の辺りが強い。
・ずっと座っていると臀部から足にかけて痺れや、痛み(重だるい・ズキズキ・ビリビリするなど様々)が出てくる。
・腰をそらす、前かがみになる、などでも痛い。
・ずっと立っている場合でも痛みが出る。
などなど、「腰椎ヘルニア」や、後述する「脊柱管狭窄症」や「腰椎分離・すべり症」が原因となる場合もあります。
これは、坐骨神経が、腰から繋がる神経であることが原因です。
神経が繋がっているから、そのルート上の障害で、「坐骨神経痛」が出ることも多いということ。
病院では、MRIによる検査が主流です。
大雑把に分けると、レントゲンやCTは骨の異常、
MRIはその他の組織の異常をみることに優れているからです。
ただ、坐骨神経の圧迫がみられても、腰椎や股関節の状態なども一緒に判別する必要があります。
原因が分かれば、適宜処置をしますが、やはり湿布や痛み止めの注射、
痛みが非常に強く足の筋肉など、坐骨神経が関係する筋肉に萎縮(いしゅく・弱って細くなっていること。)があれば、手術に踏み切るケースもありますが、最終手段でしょう。
脊柱管狭窄症(せきちゅうかん きょうさく しょう)
この病態は比較的高齢になると出てきます。
「脊柱管」といわれる背骨にある、「神経が通る管」が、加齢とともに狭くなる病態です。
この場合、痛みよりも痺れに似た神経痛が、「足全体に出る」のが特徴
・歩いている(早い人は5分と歩けない)と痺れが強くなり、
休む(前かがみになる、座るなど)と無くなる。
・痺れは両足に同じように出る。(ごく稀に片側だけ出る人も。)
・歩くのはつらいが、自転車ではあまり症状が出ない。
・痛みより、痺れによる症状が強い。
・腰をそらすのがツライ。
などの症状が出ます。
病院での鑑別は、骨の変形などの異常も出るため、レントゲンでも容易に鑑別ができます。
ただ、
片足だけに症状が出る、感覚が鈍いや、足が冷たくなるなどの症状がある場合は、
「閉塞性動脈硬化症」の場合があるため、即急に病院で検査を受けたほうがいいです。
血栓や壊死などのリスクがあります。
そのリスクを排除した上で、リハビリやブロック注射、手術などが検討されますが、
手術をしても、筋肉や椎間板へのアプローチが的確にできるわけではなく、3年以内に再発する例も。
・腰椎分離症(ようつい ぶんりしょう) 腰椎すべり症(ようつい すべりしょう)
この病態は、骨の成長途中である、成長期になることも多く、
ただの腰痛と思い放置していて、成人以降に痛みが強くなり発見される。という例も。
「分離症」、「すべり症」ともに病態はやや異なりますが、
進行すると合併した「腰椎分離すべり症」となる場合も少なくありません。
この2つが併発することが多く、その場合は「腰椎分離すべり症」となります。
「分離症」に関しては、
成長期に繰り返し腰をそらす、腰を回すなどの動作(野球やテニス、体操など)が原因となり、
疲労骨折をしてしまうのが原因と言われ、
痛みが強く出ない場合も多く放置されてしまっているケースも。
「すべり症」に関しては、
筋肉や椎間板などの硬さ・変性や、年齢による変形、
後ろへそらすことが多くなるなどが原因で起こり、
神経を圧迫する場合も。
症状はこのような感じに出ます。
・前かがみでも腰をそらしても痛い。
・長い時間立っていられないほどの痛みがある。
・臀部(お尻)や、太もも、股関節の痛みがある。
・腰痛だけでなく、足や、足の指の痺れ・痛みを感じる。
・レントゲンで腰椎分離症・すべり症と言われたが、コルセットなどの処方で終わった。
などです。痛みのほかに、痺れやビリビリする神経痛も出る場合もあり、
強い症状として出る方が多いです。
病院では診断のためにレントゲンやMRIを撮影しますが、
原因が分かってもできることは少なく、ブロック注射や痛み止め、コルセットや
適度な運動の指導などで終わるケースも。
神経を傷つけるリスクもあるので、手術という選択には中々なりません。
初期の分離症場合(成長期になっている場合がほとんどです。)、保存療法としてコルセットや
運動の禁止をうながし、疲労骨折している部分が癒合(元に戻る)ケースもありますが、基本的には経過観察のみとなってしまいます。
様々な原因でなる腰痛を鑑別し、当院で改善に向けてできること。
代表的な腰痛を挙げましたが、長編になってしまうほど原因の種類が豊富ですね(;’∀’)
そして上記がそれぞれ単体で起こっている場合もあれば、複数が重なって出る場合もあります。
それぞれの腰痛の鑑別と、適切な施術が早期回復にとても大切ということです。
長くなってしまいましたが、腰痛に対して当院がする施術について!
鍼灸施術で体質の根本改善+悪くなった姿勢や関節へ的確なアプローチ!
当院では、東洋医学的(中医学的)にその人それぞれの体質を把握します。
腰痛は、東洋医学的な観点では、
回復力や免疫力の低下、筋肉が硬くなりやすい、
関節が硬くなりやすい、骨が弱い、炎症が起きやすい
などの原因から発生します。
「筋筋膜性腰痛」や、「椎間板ヘルニア」「腰椎すべり症」などの原因となる、
「筋膜」や関節を保護する「靱帯」や、
骨のクッションとなる「椎間板」は、コラーゲン繊維からできていて、
水分が豊富な組織でもあります。
体質的に、「水分代謝が悪い人が痛めやすい。」ということです。
また、筋肉がコリやすいのは血の巡りが悪いことから、
「坐骨神経痛」や「腰椎分離症」では、
神経や関節の付近で炎症が起きてしまっている・もしくは炎症が起きやすい状態になっている。
というのも、体質から来る結果です。
「脊柱管狭窄症」や「腰椎分離症」などは骨の問題も含まれます。
骨を強くするツボ、というのも存在し、体力を付けたり持久力を付けるよう、体質を改善できます。
また、回復力や免疫力が落ちることで、慢性化する方がほとんどです。
そのような体質的な問題を向上させるのも、鍼灸施術の得意分野です。
それらを脈や舌、腹部の診察をすることではっきりしていきます。
ここまでが東洋医学的なアプローチ、
それに加えて、姿勢などの状態やその人の癖、関節の動きの悪さなど、
痛みの原因となっていることを腰だけでなく足や首などトータルで見極めて、
西洋医学的にもアプローチしていきます。
このように、風香る鍼灸院では、
西洋医学的+東洋医学的という、
両面からアプローチ
をすることで、
少しでも早い改善・あきらめていた痛みに対する改善・手術をするしかないと言われていた腰痛
でも改善する方が多くいらっしゃいます!
ぜひあきらめることなく、当院へお越しください!
「痛みでやめるしかなかったスポーツをまたやりたい!」
「痛みを忘れて過ごす日を取り戻したい!」
などなど、様々な目標や目的をもって来られる方も多いです、
きっとあなたの力になることができます!
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