「突発性難聴」改善の患者様の声 広島市西区 30代 主婦 女性

『突発性難聴』の患者様の声をいただきましたので、抜粋して掲載いたします!

◆どのような症状でお悩みでしたか?また、今までどのような治療をされていましたか?

突発性難聴 2023年1月~

耳の聞こえが悪くなり、すぐに病院へ行くと1週間の入院。ステロイドによる治療をしましたが、

あまり変化がないままで退院となりました。

◆当院での治療を受けてみての感想

少しずつ、自覚症状でも耳の聞こえがよくなっている感じがしたため、

耳鼻科へ行くと以前よりも聴力が上がっていた。

◆同じような症状でお悩みの方へ、メッセージがありましたらご記入下さい!

病院では、「これ以上良くはならない。」と言われたが、ここでの鍼灸治療で良くなってきたため、

あきらめずに治療法を探して、通って良かった。

◆なんでもご記入下さい!改善点やその他感想などなど~

約2か月ぐらいで改善がみられました。もっと良くなっていけるように、これからもお願いします。

広島市西区  30代 主婦 

※効果には個人差があります。

貴重なご意見ありがとうございました!

まだ30代で、高度の難聴を発症していましたが、しっかりと鍼灸施術にて体質改善もおこない、

順調に軽減をしていきました。

まだまだ良くなる兆候がありますので、これからもしっかりと施術を続けますね!

以下、施術者側の見解と施術方針に関してです。

今回の症例は、「左の突発性難聴」でした。

年明けに発症をして、すぐに病院へ行きましたが、

ステロイドの点滴でもあまり変化がなく、状態としては

70dB(70デシベル)という聴力の低下がみられました。

これは、難聴の中でも高度の難聴になり、左耳だけではほとんど会話が成り立ちません。

「突発性難聴」の初期症状は、

・耳がふさがっているような感じがする、水の中にいるような音の反響

・場合によっては回転性の眩暈(めまい)も併発

・耳の痛みが強くある

・耳鳴りがする(音は種類があります。)

「ゴー」、「シュー」、「ザー」、「ジージー」など様々です。

原因としては、下記の当院の「突発性難聴のコラム」にもありますのでご参考下さい。

https://kkshinq.com/case/133/

ストレスや疲労、もしくは風邪などのウィルス性の感染の後に起こることが多いです。

ただ、病院では初期の対処となるステロイド以外に方法があまりなく、

「内耳組織内の炎症」がある場合のみ、ステロイドは効果的です。

それは、ステロイドが『抗炎症作用が強くある』ことが特徴にあげられます。

特に、

・耳の痛みがある。

・回転性の眩暈(めまい)が強く出ている。

・風邪などのウィルス性の症状が直近であった。

場合などは、炎症が絡んでいる可能性が高く、その場合は非常に効果的です。

しかし、それ以外の原因の場合はステロイドではほとんど効果が出ません。

今回の方は、『炎症以外が原因であった』可能性が高く、効果が芳しくなかったんですね。

東洋医学では、それ以外の原因をみつけることが可能で、

そしてその「体質的な問題」からきている、

「突発性難聴の原因」にアプローチもできます。

もちろん、突発性難聴が1回で治るということは残念ながらあり得ません。

これは、現代医学でも難しい疾患であるためなのと、

この「突発性難聴の症状が出た」

ということが、「体がものすごく悲鳴を上げている」ということに直結するからです。

当院では、5~10回の施術で効果をみていきます。

今回の方のように数回で変化が出てくるかたも多いですが、

10回のうちに変化が出ない場合は、難しい状態もあります。

しかし、7~8割の方は、しっかり改善をしていきます!

それを可能にするのが、

当院では、脈や舌をはじめ、四診(ししん)といって、東洋医学的(中医学的)な見地で、

病院ではわからない原因となっている部分

を少しでもはっきりさせて施術をしていくためです。

もちろん、四診の中には問診も入り、症状の経過や、

発症のきっかけの特定もしっかりと行います。

脈診や舌診、腹診を使い、体質をしっかりと鑑別していく針灸施術です!

それをしてみると、

・発症当時はストレスがものすごく強くなっていた

・寝つきなども悪くなり、不眠気味であった。(朝まで寝れない日もあったとのこと)

ということが、特に影響していることが分かりました。

脈診でも、「弦脈(げんみゃく)」といって、

ストレスが非常に強く感じている状態というのが分かります。

病態としては、

・「肝鬱(かんうつ)」というストレスの影響によるモノ。

・「腎虚(じんきょ)」という、体力や免疫力の低下

が非常に強く出ていました。

この病態は、ある意味相反する状態で、

「肝鬱」というのは、ある程度パワーがある人に良く見られる状態です。

イライラしやすい、と言えば分かりやすいかもしれませんが、

人間は、パワーが有り余っている際にイライラするものなんです。

元気がないとイライラというより、やる気が低下したりしてきます。

「腎虚」というのは、「パワーが落ちている状態。」に多く、

相反した病態となります。

しかし、ツボを上手に使っていけば、

そのどちらもを、同時に施術することが可能です。

それを続けることで、今回の方は、8回ほどの施術を重ねるうちに、

病院では変化が出なかった突発性難聴の症状

が、軽減し、

今では70デシベルであった聴力の低下が、

40デシベルまで上がってきました!(正常な方は~15デシベル程度)

まだまだ完治とはいきませんが、継続して施術を続けることで、

正常値にほど近い状態まで回復できるかと思います。

あきらめずに鍼灸施術を選択していただき、本当に良かったです(^^)/!

このように、原因をなるべくはっきりさせて、症状と照らし合わせて

しっかりと施術を続けていくことで、

・病院ではこれ以上良くならないと言われた。

・他の方法では変化があまり出ない。

・あきらめて、補聴器を考えていた。

人たちなどでも、改善がみられるケースは非常に多いです!

同じような状態でお悩みの方、ぜひ当院の施術も一つの選択肢として考えてみて下さい!!

〒730-0806

広島県広島市中区西十日市町2-2 APEX免出101 風香る鍼灸院

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